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坂本長利独演劇「土佐源氏」

外波山文明ひとり芝居 「四畳半襖の下張り」

  • 「土佐源氏」:宮本常一「忘れられた日本人」より
  • 「四畳半襖の下張り」 作:金阜山人 脚色:原田勤・脚色
  • 期間

    2011年5月20日(金)~日24(火)5ステージ
  • 劇場

    新宿3丁目・SPACE雑遊
    新宿区新宿3-8-8 新宿O・TビルB1F 090-8846-5379
  • 出演

    坂本長利/外波山文明
  • 「ひとり芝居連続公演に寄せて」
    1967年(S42年)20歳で演劇集団・変身に入団した。新宿2丁目に新宿モダンアートというストリップ小屋が有り、そこの裏方のバイトをしていた。その「前衛劇コーナー」で初演されたのが坂本長利さんの「土佐源氏」だ。その後の「変身」(代々木小劇場)での再演も裏方・照明で付き、旅回りにも何度かお付き合いをした。
    時は経ち1985年(S60年)私にひとり芝居をしないか?とモダンアートから話しが有り、仕込んだのが「四畳半襖の下張り」38歳の時だ。
    その時、坂本長利さんの「土佐源氏」をエジンバラ国際演劇祭に持って行くというので、一回だけ「四畳半襖の下張り」と「土佐源氏」を交互に演じた事があった。
    あれから26年、私の「四畳半襖の下張り」も230回を越えた。1135回を越えている坂本さんには遠く及ばないが、60歳を越え少し芝居がわかって来た様な氣がする。
    今回、無謀にもその坂本長利さんと同じ板の上に立とうと心した。かなりの覚悟だ。先輩の胸を借り、前座を勤めようというのだ。いや何の事は無い、「土佐源氏」に便乗して売り込もうとするセコい精神かもしれない・・・。
    いや、一人でも多くの人に坂本長利さんの「土佐源氏」を見て欲しい。これは演劇界の至宝だ。・・・そしてついでに私の「四畳半襖の下張り」も・・・ね。
    宜しくお願いします。
    椿組・外波山文明

  • スタッフ

    沖野隆一(照明)/加藤ちか(美術)/青蔭佳代(音響)/舞台監督:田渕正博
    スタッフ:椿組=恒松敦巳・木下藤次郎・井上カオリ・長嶺安奈・李峰仙・岡村多加江・宮本翔太・鳥越勇作・浜野まどか・ASAMI・外波山美里
    宣伝美術:黒田征太郎・長友啓典・中村健+K2
    協力:太田篤哉(SPACE雑遊・池林房オーナー)
    協力:響和堂/坂本長利応援団・永冨衞/演劇集団「変身」OB会/劇団彗星inc.